2013年7月29日月曜日

東アジアカップ 日本☓オーストラリア

なんかクオリティ低めの試合だった

まずオーストラリアの守備が緩い
中盤の四枚がヨコに広がりすぎ
ふつうヨコにコンパクトにすることで楔を入れさせないのが重要なんだが

一度サイドに追いやってパスコースを限定していくべき
サイドハーフがサイドバックしか見てないからこうなる
これやるとサイドバックに攻撃側はパスを出しにくいから早い段階で手詰まりになる可能性はある
ディフェンスラインの組立時に4対4のマンツーマンになってフリーの選手がいなくなるからだ
つまり横パスができない

ただしこれには非常に簡単な解決方法がある
ボランチが降りてくればいい
サイドバックはやや高めに位置してサイドハーフを釣り出す
するとバックラインが二枚になってヨコのスペースが広がる
そこにボランチが下がってくると3対2のできあがり
そこから相手の横に広がった中盤ラインの間から縦パス入れれば良い

ただし下がるボランチにも食いついていくというなら話は別
これは結構余裕が無い
ゴールキーパーにバックパスして蹴りだすのが多くなる
これは相当運動量が必要だからどうしても点取に行きたいならやるべき
まあずっとやるのは無理
相手をフリーにしたらスペースがやばいから絶対にマンツーマンでフリーにしないことが必要になる

ちなみにオーストラリアは下がるボランチに食いつかなかったからやりたい放題だった

オーストラリアはサイドバックにボールが出るまでは中盤のラインの網目を狭くして楔を入れさせないことを徹底すべき
サイドバックに出たらヨコにスライドしていけばボールサイドを圧迫できる

もしサイドバックにマンマーク気味でつくならセンターバックとボランチに下がられるのはシカトするパターンもあるかな
その場合はツートップをやめて中盤中央に三枚は欲しいこれでなるべくパスを通すすき間を狭くする
後ろで回されるからラインは低くなけどタイミングよく中盤中央からバックパスを狙っていって全体を押し上げるタイミングを作る

 まあそういうわけで攻撃はやりたい放題だった

日本は日本でミスが多すぎた
急造チームだから受けてと出しての意図があわなくてパスミスを多発してた

扇原と鈴木は強みもあるけど不安定さのほうが目立った
扇原は縦パスを足元に入れるのがうまいし結構積極的に狙うので本田や香川と相性はいいかもしれない
ただしかなりやばいパスミスを二回してたのはいただけない
はっきりいってボランチでこの回数は多いと考えたほうがいい
あとスペースに出すようなパスがあまりうまくないのも克服すべき

まあまだ若い
身長が高いのも魅力だ

鈴木も失点シーンで相手に入れ替わられたシーンが印象的だ
あと足元も不安
同じオリンピック代表の山村は足元いいんだけど今回呼ばれなかったのを見るとザックはそこまで評価してないんだろう

攻撃陣はよかった
たしかに良かったが相手の守備が悪かった
あそこまで良い条件で前線にボールが入らないのが実際のところだから評価は難しい

コンフェデのブラジル戦を見る限り前からのプレッシャーにどう対応するかが問題だ
条件のいい縦パスを入れれなくて前でキープできないからオーバーラップからクロスもできない

プレッシャーをかけてきた場合それをくぐり抜けるか一回放り込むかだ
スペインはくぐり抜ける
基本的には相手の出方を見る

そういう意味で日本は放り込みがしにくい
どうしても体格差がある
そうなると豊田はいいかもしれない
この試合ではあまり必要なかったが体を張れる
ハーフナーより良いと思うがどうだろう

個人的に日本で一番ポストプレーが美味いのはガンバの佐藤 最近はしらないけど
正直めっちゃいい選手だと思うがまあ代表には呼ばれないだろう

守備陣は失点も多いけど急増だからある程度は仕方ない
一点目はオフサイドだと思うし



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