2013年8月8日木曜日

グアルディオラの遺産と王国出身の新入社員ネイマール君 バルセロナはどうなるか

 
バルセロナは緩やかな衰退に向かう。
これは間違いないだろう。シャビの衰退とともに。チアゴも放出した。

だが今年一気に崩壊する可能性がある。その可能性の根は何か。ネイマールではない。いやネイマールがフィットしない可能性もあるが。

それ以上に監督の予期せぬ交代は危険な香りがする。うまくいってるチームの監督を変えるのは非常に危険だ。バルセロナに関しては体調面の問題なのでアンラッキーだ。バイエルンはどうか。グアルディオラだから大丈夫かも知れない。チェルシーのモウリーニョも同様。個人的にこの二人はすごすぎるので例外としてほしい。

それでもグアルディオラはやばいかもしれない。バルセロナは特殊すぎるしチームを変える経験もない。その点モウリーニョの安心感はすごい。

マンチェスターの2チームはめちゃくちゃになるかも知れない。クラブの我慢強さでいえばユナイテッドの方が上だろうか。シティは大幅にチームを変えているし我慢もしないだろうからすぐに解任するかも知れない。

ユナイテッドも監督変えるの超久しぶりでどうなるかさっぱりわからない。日本にも遠征きちゃったしコンディションも悪いかも。不安要素バリバリだがメンバーが替わらなければ、というところでルーニーに移籍の噂。不安要素は多い

バルセロナはどうか。バルセロナのスタイルは圧倒的ポゼッションだ。これは二つの要因によって成り立っている。一つは全員の高い技術。もう一つは全員の献身的なプレスと規律だ。

ネイマールには献身的なプレスという点でやや不安が残る。ただこれは無理して使わなければ問題ない。ただし規律は乱れると崩壊する。規律は監督によって整備される。これはグアルディオラが構築した。バルサが最強だったのはうまいのに決して守備をさぼらないからだ。うまい奴は守備を免除されたりするがバルサのうまいの水準が高いからなのかはわからんが守備も求められる。

ロナウジーニョとデコの時代はグアルディオラがあっさり捨てた。そして最強時代。この時代にリーグ優勝をもたらしたモウリーニョはかなりすごいと思うがバルサの強さはそれ以上だった。

そして今年、メンバーが替わらないからたぶん守備がすぐに崩壊することはないはずだ。監督がさわらなければ。監督が自分の色を出さなければ。継続する方針を打ち立てれば。ビラノバは継続した。次の監督はどうか。

監督が自分の理想を求めないなんてことはないのではないか。ビラノバとグアルディオラは理想が近いとこにあったはずだ。クラブの意志はどうなのか。チアゴを放出してネイマールをとったのはどういう意図か。もちろんネイマールをとれる時期は限られている。レアルにとられる可能性も十分あった。

だがシャビの後継者も必須だ。チアゴはその候補だったはずだが。まあどちらかというとイニエスタタイプであったが。セスクもいるが移籍の噂もある。まあチアゴを放出したということは残留だろう。ここは譲れないはずだ。まあセスクがいれば大丈夫かといま思った。

うんあとは監督がどうなるか。守備の規律を維持できるかにかかっている。グアルディオラのあまりにも大きな遺産は後何年バルセロナを王者たらしめるのか。そしてネイマールは王国出身の労働者となれるのか


ちなみにクライフはネイマールの獲得には賛成していなかった

「2人とも天才だが、彼らの関係や他の選手たちとの関係がどうなるのか見てみなければならない。2人の船頭がいると問題を引き起こすことにもなりかねない。クラブがそう決めたのであれば尊重されるべきだが、私はただひとつの考えを述べているだけだ」
 「彼らを一緒にプレーさせるなら、あと2年ほど待った方が良かったかもしれない。メッシがもう少し年齢を重ねて、ネイマールも成長して、それでどう機能するかだ。ネイマールは21歳にして高い能力を持っているが、まだ完全に成長しきったわけではない」
 イニエスタは大丈夫と言っている
 http://www.sanspo.com/soccer/news/20130806/spa13080613040004-n1.html
 「適応するのにそれほど時間は必要としないと思う。ベストプレーヤーであれば、すぐに適応するものだよ。彼は異なるサッカーをするところから来た。でも、大きな貢献をしてくれるはずだ。彼の獲得は僕らにとってポジティブでしかないだろう」

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