2013年8月5日月曜日

ベガルタ仙台☓川崎フロンターレ 思いの外良かった川崎の攻撃

ベガルタ仙台は林、角田、菅井、鎌田、太田、リャン、富田、赤嶺、ウィルソン、松下など
監督は手倉森
川崎フロンターレは西部、中澤、實藤、田中祐、登里、中村憲剛、大久保、レナト、稲本、山本など
監督は風間八宏

ベガルタはほとんどメンバー変わらずといった感じ。やり慣れてる感ある。角田、鎌田、富田は守備力相当高い。何しろ集中力が高い。けどこの試合は相当やられてた。菅井と太田は右サイドでかなり躍動していた。運動量が多いしやっぱり右がベガルタの中心だ。左はバランスを取ってた感じ
リャンは存在感薄めだった。もっとボールに絡まなせて上げればもっといい働きするはずだが。守備力に不安があるのか中央を富田とリャンの二人にするのはあんまり見ない気がする。サイドに置いといてもあんまり意味ない

富田は相当ボール奪取能力高い。足腰強すぎる。代表レベルだが結構激戦区だから呼ばれそうにない。身長が低いのもややネックか。赤嶺はあまり目立たなかった。ウィルソンはさすがの決定力と技術力だがこの試合で怪我してしまったようだ。松下は1アシスト1ゴールの大活躍。

フロンターレは前みた時に重宝されてた風間監督の息子がいなかった。テクニックは十分あったと思うけどボランチはフィジカルも十分な選手を置いていた。こっちのほうが安定するだろう。田中裕介はかなり目立ってた結構中に入ってくる。登里はサイドバックなのか。正直微妙か。失点シーンは絞りすぎていたせいでサイドチェンジ後に十分な時間を与えてしまった。中村は相当充実していた。大久保はワントップ。中盤が充実してるからフォワードに専念できるのはいい。神戸時代はそうも行かなかった

ブラジル人が二人いたがどちらもなかなか。攻撃陣は相当豪華だ。

前半途中までは川崎の守備がゆるゆるだった。センターバックとサイドバックの間で十分なスペースを相手に与えていたしポジションも取られていたがパスが出て来なかった。フォアプレスがそこそこしっかりしていたがかわせないレベルではなかったので仙台の組立にも問題があった。縦パスを入れて前を向ける条件は整っていただけにもっとつきたかった。

ウィルソンがゴールを決めたがもうちょっと体を寄せたかったところ。途中かラインを上げて守備も引き締まった。そこからは完全に川崎攻撃仙台守備の時間が終了まで続いた。展開的にリャンの見せ場はほぼなかった。が、チームとしての守備は川崎以上にしっかりしていた。バイタルエリアは常に狭い。陣形がコンパクト。ボランチが前にプレッシャーを掛けに行かないのは川崎と正反対だった。押し込まれたのは川崎が良かったのと前線でキープできなかったのが原因。川崎の切り替えを褒めたい。

川崎はショートパスを細かくつないでパスコースを全員が動きながら作っていた。サイドバックも中に入ってくるしボランチがサイドに行くこともある。見ていて楽しかった。不用意なボールの奪われ方も少なく完成度高かった。決めきれなかったのは残念すぎた。守備に関しては奪われたらすぐプレス。相手に余裕を与えなかった。二失点目はセンターバックからのサイドチェンジですべてが決まった。受けた菅井がタテに運んでマイナスのクロスを松下が決めた。仙台は少ないチャンスを決め、川崎は多いチャンスを外した。

内容的には川崎の圧勝だった。失点シーンはひどかった。登里じゃなく本職をサイドバックに置くのがとりあえずの処方箋だろう。

仙台は途中から出てきたヘベルチが良かった。よく動いてボールを引き出して簡単にさばいていたし個人技でかわす事もできる。ウィルソンの代わりではないが仙台には少ないタイプの選手。あとは得点にこれからどう絡んでいくかという感じ。ミシェウっぽい。

好対照な2チームの試合だった。川崎は実は期待していなかったがいい攻撃を見せていてびっくりした。課題はポゼッションされてる時の守備。この試合ではかなり攻撃の時間が長かったからいいけど広島とかとやったらボコられそう。

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