2014年8月12日火曜日

【Jリーグ2014】川又堅碁がアルビレックス新潟から名古屋グランパスに移籍!日本代表入りにアピールできるか?

 アルビレックス新潟の川又堅碁が名古屋グランパスに移籍した。川又堅碁は名古屋で活躍し日本代表入りにアピールできるだろうか?

川又堅碁の強み


 フォワードらしくその得点力が魅力だ。と言っても2013-2014シーズンに爆発したのでこれが継続できるかどうかが重要だ。今シーズンはアルビレックス新潟でなかなかスタメンに入れなかったので昨シーズン並みの得点は難しいかもしれないが単なるラッキーではないことを証明する事ができるか。
 川又の強みはなんといってもクロスに合わせる能力だ。オフザボールの動きが抜群である。それもニアでもファーでも決める力があるのは最高だ。ニアなら相手の視界から外れた一瞬をついて前に入り先にボールを触れるし、ファーなら膨らむ動きでDFの背後をとる動きも秀逸。得点パターンはサイドからのボールに合わせるのとこぼれ球が殆どで特化型のフォワードといえる。川又を活かすには徹底的にクロスを上げる形を作ること。クロスを入れる選手がフリーでキックの精度が高ければニアでもファーでも空いてる方に動き出してボールを引き出してくれるため得点の匂いがプンプンするだろう。

川又は名古屋で活躍できるか?


 難しい。まずチーム状況が良くない中で救世主として期待されるがどの選手が入っても難しいだろう。特にフォワードでなおかつ生かされてなんぼの川又が生きるかどうかは中盤次第なところが大きい。名古屋は得点力がめちゃくちゃ低いとは思わないが絶対的なエースが欲しかったのだろう。ディフェンスあるいは中盤を獲得すべきであり、地道な補強をして欲しかったが派手な動きとなった。先程述べたように川又はサイドからのクロスに合わせるのが大得意だ。この点では日本で一番かもしれない。よって阿部翔平や田中隼磨が残っていれば最高の補強と断言できたのだが、今はいない。レアンドロ・ドミンゲスは中央で仕事をする選手だし、期待できるのは小川佳純くらいだろうか。名古屋の補強戦略が謎である。永井謙佑や玉田圭司、ケネディがいるのでフォーメーションはどうなるのかも注目だろう。川又はワントップが生きると思うがツートップの可能性が高そうだ。そしてケネディは近いうちに移籍するのかもしれない。永井が好きなので頑張って欲しいところ。川又を最大限に活かすなら玉田圭司を左、小川佳純を右においてガンガンクロスを上げる方向が良いだろう。

川又がほかのチームを選択していたら…


 川又に興味を示していたのは名古屋グランパスのほかに横浜マリノス、セレッソ大阪、FC東京、清水エスパルスとそうそうたる顔ぶれだ。横浜マリノスはラフィーニャがよさげだしセレッソもカカウを獲得した。FC東京はなぜ欲しがったのかわからないくらいフォワードは充実しているが…清水もノヴァコビッチがいる。セレッソはカカウがどうなるか未定だったがフォルラン、杉本がいた。なんつーか贅沢だな…この中でフィットしそうなのはFC東京か清水エスパルスかな。クロスからの得点が比較的多いイメージから。ただ、FC東京は壮絶なポジション争いになるし清水エスパルスもノヴァコビッチの存在がでかいのでなんとも言えない。多分名古屋を選んだのは「求められている」と一番感じられたからなのだろう。

 川又堅碁の今後に期待!

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